歯の治療と聞くと「痛い」、「音が怖い」などのイメージを持っている方が多いと思います。 当院では極力痛みが少なくリラックスできる治療を心掛けております。
歯の治療と聞くと「痛い」、「音が怖い」などのイメージを持っている方が多いと思います。 当院では極力痛みが少なくリラックスできる治療を心掛けております。
注射の麻酔の前に行う歯茎に塗るタイプの麻酔薬です。
当然痛みはなく、注射時の麻酔の痛みが大幅に軽減されます。
当院での注射針は最も細い33Gを使用しています。
写真でも細さがわかるように「髪の毛と同等の細さ」と言われています。
麻酔薬の注入速度を一定に保てるため、注入時の痛みがほとんどありません。
歯を削る時の機械の音が苦手という方には、むし歯を削る際音の出ない器具も使用が可能です。
またこの器具により歯の削り過ぎを防ぐこともできます。
神経を取り除いた歯は、神経のある歯に比べると確実に治療後のトラブルが増えます。
当院では神経近くまで進行してしまったむし歯でも症状が軽ければ、積極的に神経を残すIPC法を行っています。
神経に近接したむし歯の部分をあえて残し、その上に特殊な消毒の薬を入れ約三か月待つことで残したむし歯の部分が硬くなります。
またその間神経が歯を形成してくれます。 その結果むし歯の部分と神経との間に距離ができることで神経を残すことが可能になります。
歯茎の下奥深くまで進行してしまったむし歯は、通常抜歯の対象となります。
しかし根の状態によっては矯正治療を併用することにより長期に歯を残すことが可能になります。
歯茎の中に潜っている根を矯正用ゴムを使って引っ張り上げる治療法です。
むし歯が深くどうしても神経を残せない場合は神経を取り除く根の治療を行います。
この根の治療は疎かに行ってしまうと将来根の先端に膿を溜め、治療がさらに複雑になってしまうため丁寧に時間をかけて行います。
またすでに膿を溜めている場合、膿が大きいと抜歯になることもあります。
当院ではこのような大きな膿を溜めている場合でも、簡単に抜歯はせずまずは根の治療を行います。適切に治療し膿が治れば長持ちして使えるようになります。
根の治療をしっかり行っても症状が消えなかったり、膿が再発する場合は「歯根端切除術」という方法が適応になることがあります。
原因である根の先端部分のみを一部切除して、残った根の切断面を特殊なセメントで封鎖する治療法です。
この方法で膿が消えると長期に歯の保存が可能になります。
また治療が必要な歯の場所によっては「歯根端切除術」が不適切なケースがありますが、その場合は一度歯を抜歯して根の処置をした後で元の場所に戻す、「再植術」があります。